マイクロソフト「Edge」ブラウザの「IEモード」で利用する方法は?

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弊社レコーダおよびIPカメラを
マイクロソフト「Edge」ブラウザで利用するためには「IEモード」をご利用ください。

[動作条件] 本件はこのソフトウェアバージョンについて記載しています。
 ブラウザ
 Microsoft Edge
 「バージョン 91.0.864.64 (公式ビルド) (64 ビット)」または「バージョン 114.0.1823.51 (公式ビルド) (64 ビット)」

●方法1.Edgeの設定で行う

Edgeの設定[・・・]から[設定]をクリックしてください。

既定のブラウザの【Internet Explorer に Microsoft Edge でサイトを開かせる】を[常に(推奨]から【なし】に変更します。

[・・・]メニューに[Internet Explorerモードで再度読み込む]が追加されます。

MicrosoftEdgeの設定で「IEモード」を有効にする方法

[補足情報]
ボックスカメラやパノラマカメラは事前にIEモードで表示させるカメラのIPアドレスも登録しておく必要があります。
※ボックス型カメラ「GJ-IP2821GVF」パノラマカメラ「GJ-IP63x5GPN-IRWDV」シリーズではMicrosoftEdgeのIEモードに、
対象のカメラのIPアドレスを追加する必要があります。

「Internet Explorer モードを有効にする」手順をご参照のうえ、対象のカメラのIPアドレスを追加してください。
この設定を行わないと「Your browser is not supported.」が表示されてログイン画面が表示できません。

MicrosoftEdgeの「IEモード」に加えInternetExplorerモードページ(初期値:30日間限定)も設定する方法

(補足情報:パソブル様サイト)「Edge のIEモードで登録サイトを日数制限なしで自動で開く

●方法2.レジストリで変更する(現在は上記の 方法1. があるため 非推奨)

◆「Edge」に「IEモード」で動作するレジストリを追加するバッチファイルを用意しました。
MicrosoftEdge(Chromium版)に「IEMode」を追加する

[ご注意]
レジストリに不正な値を書き込んでしまうと、システムに重大な障害を及ぼし、最悪の場合、システムの再インストールを余儀なくされることもあります。
本バッチの実行は慎重に行うとともに、あくまでご自身のリスクでご利用ください。

■■「Edge」の「IEモード」基本的な使い方■■

1.上記バッチファイルの実行などにより「Edge」ブラウザで「IEモード」を使えるようにします。

2.「Edge」を「管理者として実行」で起動し、
  右上の[メニュー(…)]-[その他ツール]-[サイトをIEモードで起動する]を選択します。

3.WebUIで操作したいレコーダ/IPカメラのURLを入力しエンターキーを押すとログイン画面が表示されます。

4.ログイン後「プラグイン(Webコンポーネント)のインストール」(*1)が求められたら実行します。

5.普段「IE11」で操作しているように「Edge」の「IE11モード」でライブビュー、録画ダウンロード(*2)などが実行できます。

[ご注意]
互換モードにチェックを入れるとIPカメラ・レコーダのweb画面が表示されません。
互換モードはオフでご利用ください。

[詳細説明]
(*1)「プラグイン(Webコンポーネント)」は、操作対象レコーダやIPカメラのファームウェアに合ったものをご利用ください。
特にライブビューは可能だが、ファイル操作(録画ダウンロード、設定エクスポート等)が失敗する場合は、
「プラグイン(Webコンポーネント)」はその対象レコーダやIPカメラにログインした際にインストールできるものをご利用ください。
※ログイン時にインストールを求められなかった場合は、[Windows]-[設定]-[アプリ]から「Web Compornents」をアンインストールし、
改めてログイン時に指示される「プラグイン(Webコンポーネント)」のインストールをお試しください。

(*2)「録画ダウンロード」や「設定エクスポート」等は「一時フォルダの配下」に保存されます。
具体的には次のフォルダの配下に保存されます。

C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache\Virtualized\「WebUIに表示されている保存先フォルダ名」

※「%USERNANE%」はWindows環境変数(Windowsログインユーザ名)です。
※「Edge」の「IEモード」ではこれら保存先フォルダのパスの変更はできません。

例1)[環境設定]-[ローカル設定]の「WebUIに表示されている保存先フォルダ名」が次の初期値の場合、

 C:\Users\%USERNAME%\Web\RecordFiles

 C:\Users\%USERNAME%\Web\DownloadFiles

 C:\Users\%USERNAME%\Web\CaptureFiles

 C:\Users\%USERNAME%\Web\PlaybackPics

 C:\Users\%USERNAME%\Web\PlaybackFiles

→「Edge」の「IEモード」で利用時に実際の保存先フォルダは次のようになります。 ※頭に一時フォルダのパスが付きます。

 C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache\Virtualized\C\Users\%USERNAME%\Web\RecordFiles

 C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache\Virtualized\C\Users\%USERNAME%\Web\DownloadFiles

 C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache\Virtualized\C\Users\%USERNAME%\Web\CaptureFiles

 C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache\Virtualized\C\Users\%USERNAME%\Web\PlaybackPics

 C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache\Virtualized\C\Users\%USERNAME%\Web\PlaybackFiles

例2)「設定のエクスポート」で指定したフォルダにも頭に上記「一時フォルダ」のパスが付きます。

「エクスポート」で「C:\Users\%USERNAME%\Downloads」を指定した場合
C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache\Virtualized\C\Users\%USERNAME%\Downloads」にエクスポートされます。

[補足]「IEモード」の際に「Virtualized」の配下でダウンロードなどが行われる仕様について
「IEモード」では、特定のセキュリティ設定が有効になり、
保存先は仮想化された環境で管理されるため、一時フォルダのパスが付く場合があります。
具体的には「エンハンスト保護モード」と「アプリコンテナー」が有効になっている場合に生じる可能性があります。