レコーダ・IPカメラをNASに録画する方法は?

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レコーダ・IPカメラの録画をNAS(ネットワークストレージ)におこなうことが可能です。

注意:NAS録画を選択する場合は、レコーダやIPカメラの内蔵ストレージ(HDD/SDカード)は利用できません。内蔵ストレージは取り外す必要があります。

NAS機器の必須要件:
 IPカメラ:「SMB/CIFS形式」(推奨)または「NFS形式」で共有フォルダが作成できるNAS
                IPカメラごとに専用フォルダを作成して「パーティション」または「クオータ」で容量の上限を設定してください。

 レコーダー:「IP SAN(iSCSI形式)」(推奨)または「SMB/CIFS形式」で共有できるNAS
 NAS機器の推奨機能:RAID機能などデータ冗長性がある。機器の信頼性があるもの。

プロトコルの違い
・IP SAN(iSCSI形式):ストレージ専用のネットワークをIPで構築したものをIP-SANと言います。
 TCP/IPのネットワークにストレージデバイスを接続するとSCSIディスクとして認証されることから、iSCSIとも呼ばれています。
・SMB/CIFS形式:「Common Internet File System(CIFS)」とも呼ばれます。
 ネットワーク上のノード間でファイル、プリンター、シリアルポート、その他の通信を共有するためのプロトコルです。
・NFS形式:ネットワークファイルシステムという名前のとおり、ネットワークを介してサーバ上のストレージ領域を使用することができます。

「IP SAN(iSCSI形式)」→「SMB/CIFS形式」→「NFS形式」の順番で通信速度、セキュリティ対策にも強いのが「IP SAN(iSCSI形式)」となります。

レコーダへの設定やカメラを設定については手順書をご参照ください。

IPカメラからNASへ録画データを格納する手順

レコーダにiSCSIの設定をする