東日本地域でDVR・NVRをご利用の際の蛍光灯フリッカー対策時における注意点

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【対象DVR機種】※[基本設定]-[設定]「出力標準」でNTSC/PAL設定が選択できる機種
・GJ-FV72xxHU-Fxシリーズ
・GJ-FV72xxHD-Fxシリーズ
・GJ-FV72xxHD-M1Aシリーズ

DVRで「入力/録画解像度不一致」または「ビデオ入出力規格不一致」のアラートが発生してしまう場合は、DVRの[状態異常設定]から「入力/録画解像度不一致」または「ビデオ入出力規格不一致」の音声警告およびイベント表示のチェックを外してください。

出荷初期値は同軸カメラおよびDVRの映像信号形式は日本国内の仕様に合わせて「NTSC(60Hz)」で設定されています。
一部のカメラはオートフリッカーレス機能が無いため、屋内を撮影した際のフリッカー(蛍光灯のちらつき)を抑えるためにこの「NTSC(60Hz)」「PAL(50HZ)」のリフレッシュレートを応用して、東日本でのご使用の場合にDVRの設定のみを「PAL(50Hz)」に変更することがあります。
このようにDVRを設定するだけで全ての接続中の同軸カメラの蛍光灯のフリッカー対策が簡単に行えます。
しかしこの状態ですと同軸カメラとDVRは映像信号形式が異なっていると判断してしまうため「入力/録画解像度不一致」または「ビデオ入出力規格不一致」イベントを検知し、ピーピーと鳴る警告音やモニタ左下に警告マークを表示してしまいます。
これらを回避するためにはDVRの[メニュー]-[異常検知設定]から「入力/録画解像度不一致」または「ビデオ入出力規格不一致」の音声警告およびイベント表示のチェックを外して運用をしてください。

DVRで「PAL50Hz」を使い蛍光灯フリッカー対策する場合の注意点.pdf

DVRで「PAL50Hz」を使い蛍光灯フリッカー対策する場合の注意点(GUI4.0・GJFW)pdf

また、NVRでフリッカー(蛍光灯のちらつき)の対策を実施する場合は、IPカメラのWeb管理画面の [環境設定] – [画像] – [ビデオ設定] から「NTSC(60Hz)」「PAL(50HZ)」の設定を変更することが可能です。

IPカメラでのフリッカー対策手順