グラスフィアは、HD-TVIカメラを中心に取扱いをしているようですが、HD-TVI方式のAHDカメラ・HD-CVIカメラと比較しての優位性は何でしょうか?

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弊社で作成した各カメラ規格比較表をご参考まで下記(一番下)へ添付させて頂きます。

弊社はHD-TVIカメラをメインで取り扱っているというよりは、もともと弊社は他社様に先駆けて、AHDカメラとHD-CVIカメラもお取扱いをさせて頂いております。
しかし、2015年~2016年初にかけて、HD-TVIチップセット開発メーカーであるアメリカTech Point社が、HD-TVIの新機能と販売戦略として、以下のような施策を行いました。

「5C相当ケーブルで800mフルハイビジョン伝送」
「3Mpix、5Mpix 超高解像度実現」
「AHD, HD-CVIとの互換実現」
「チップ価格の値下げ」

この結果、「HD-TVIが、他規格と比べて互換性も高く、技術的な伸長が著しい事から、結果的に取扱量が増えた」というのが現状です。

事実、世界における、2016年の各チップセットメーカーによる年間出荷量についても、「AHDの年間出荷量が1500万枚」に対し、「HD-TVIの年間出荷量が1億枚」に達し、2016年はHD-TVIチップ出荷数量が群を抜いております。

また、前述でのHD-TVIチップの機能向上により、HD-TVIレコーダーに、従来型アナログカメラ・IPカメラ・AHDカメラ・HD-CVIカメラといった他規格カメラとの混在接続ができるハイブリッドレコーダーが、弊社を含むメーカー各社からリリースされつつあり、
今後HD-TVIが、AHDやHD-CVIといった他規格を取り込んでいく可能性も高いのではないかと推測しております。
以上のようなことから、HD-TVI方式は、現段階において、相対的に優位性が高いと考えている次第です。

※比較表は下記に添付いたしますので、ご確認ください。

比較表はこちら  ↓↓
監視カメラ各規格比較表2016.12